次亜塩素酸水に関する拙速報道に東京工業大学特任教授が苦言

次亜塩素酸水をめぐる拙速報道に東京工業大学の奈良特任教授が苦言を呈しております。

5月29日に製品評価技術基盤機構(NITE)が新型コロナウイルス の消毒剤の代替となる次亜塩素酸水の試験結果を公表。
それについて複数のマスコミが現時点では次亜塩素酸水の有効性が確認されないとNITEが公表し、NITEが噴霧での使用は安全性について科学的な根拠が示されていないなどとして控えるよう呼びかけていると報道しています。

東京工業大学の奈良特任教授はこれらの報道について、誤って報道したと述べられており、報道における引用の問題をご指摘され、次亜塩素酸水が新型コロナウイルスを不活化した他の試験結果をご説明されています。

次亜塩素酸水の噴霧については「社会での使用実績に基づいて判断すべき」とご指摘されています。

また、米国の沿岸警備隊の消毒マニュアルに次亜塩素酸水が消毒剤として追加されたこと、ノーベル賞受賞者の山中伸弥京大教授が次亜塩素酸水を生成する粉末が消毒に有効であると述べられていることを紹介し、継続されているNITEの試験結果に期待を寄せられております。

参考:
次亜塩素酸水めぐる拙速報道に苦言 奈良林直(東京工業大学特任教授) 公益財団法人 国家基本問題研究所 国基研ろんだん
https://jinf.jp/feedback/archives/30657